「ワクチンの必要性って?」
「ワクチンはどれくらいお金がかかるの?」
このようにワクチン接種について悩んでいる方もおられるのではないでしょうか。
ワクチン接種をすることで、インフルエンザやおたふくなどといった疾患を予防することができます。
目次
- 1 ワクチン外来とは?
- 2 ワクチン接種の必要性とは?
- 3 抗体とは
- 4 抗体検査とは
ワクチン外来とは?
ワクチン外来とは、病原体に対する免疫をつける予防接種のことです。インフルエンザや麻疹(はしか)など病原体に対する免疫をつけたり、免疫を強くしたりして感染症を予防します。
ワクチン接種の必要性とは?
ワクチン接種は、感染症を予防する上で重要です。
ワクチンの根本的な仕組みは、人間の持つ抗体生成の仕組みを活用し、病原体による感染症の発病を防ぐというものです。
たとえば、インフルエンザのワクチン接種であれば、はたらきを弱くしたインフルエンザウイルスを投与します。人間の身体は一度侵入した有害物質の情報を記憶するので、インフルエンザに対する抗体を作り出します。
抗体が作られれば、実際にインフルエンザウイルスが体内に侵入しても、速やかに体外へ排除することができ、インフルエンザを予防できるという仕組みです。
このことを「獲得免疫」とも呼び、ワクチン接種は獲得免疫の仕組みを活用した予防法です。
インフルエンザや麻疹をはじめ、さまざまな感染症を予防するためにはワクチン接種が必要となります。
抗体とは
抗体とは、生体内から異物を除去する分子を指します。
たとえば、インフルエンザウイルスなどの異物(抗原)に反応・結合し、抗原が毒性を発揮できなくする「中和作用」のはたらきがあります。
抗体の持つそのほかの作用は主に次の3つです。
- オプソニン化
- 細胞溶解
- 炎症の誘発
オプソニン化とは、抗体が抗原に結合することで免疫細胞によって抗原を捕らえ、排除しやすくする現象のことです。「マクロファージ」や「好中球」などの免疫細胞が抗原を食べて排除し、身体を病原体から守ります。
また、ウイルスに感染してしまった細胞を破壊したり、炎症を誘発して抗原を速やかに排除したりする役割があります。
抗体検査とは
抗体検査とは、過去にインフルエンザウイルスや麻疹に感染していたかを調べる検査のことを指します。ウイルスに感染した際に形成される抗体が血液中に存在するかを検査します。
また、下記のような状況で必要となる感染症の抗体検査も可能です。
- 海外渡航用ビザ
- 留学
- 病院
- 施設学習
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務