アレルギー検査(血液検査)とは?費用や項目、アレルギーの原因を解説
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「アレルギー検査の種類は?」
「アレルギーの症状や治し方とは?」
このようにアレルギーに悩んでいる方もおられるのではないでしょうか。
アレルギーは、体内に入った異物に対して免疫反応が働いてしまうことで起こります。
本記事では、アレルギー検査の種類やアレルギーの症状について解説します。
また、記事の後半ではアレルギー検査の費用やアレルギーへの対処方法も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
- 1 アレルギー検査とは
- 2 アレルギー検査の種類とは
- 2.1 アレルギー検査(1)MAST36
- 2.2 アレルギー検査(2)MAST48mix
- 2.3 アレルギー検査(3)VIEW39
- 3 アレルギー検査39項目の費用とは
- 4 そもそもアレルギーとは?
- 5 アレルギーの症状とは?
- 6 アレルギーの治療方法とは
- 7 アレルギー検査に関するよくあるご質問
- 7.1 アレルギー検査はどこ(何科)で受けるべき?
- 7.2 アレルギー検査の結果はどれくらいで出るの?
- 8 東京でアレルギー検査を受けるならアイシークリニックへご相談ください
アレルギー検査とは
アレルギー検査とは、血液検査によって自分がどのようなアレルギーを持っているかを調べることを指します。
アレルギー症状を発症する原因となるアレルゲンは、花粉やハウスダスト、食べ物、金属などさまざまなものが挙げられます。
アレルギー検査によって自分のアレルゲンを知っておけば、日常生活で避けることが可能です。
特に、体質によってはアナフィラキシーショックなどの重篤なアレルギーを引き起こすこともあるため、健康を守るためにも事前にアレルゲンを知っておきましょう。
アレルギー検査の種類とは
アレルギー検査には以下の3種類があります。
- MAST36
- MAST48mix
- VIEW39
アレルギー検査は血液採取によって行われ、疑われるアレルゲンによって検査の種類を選択します。
次に、アレルギー検査の種類ごとに検査項目や特徴を解説します。
アレルギー検査(1)MAST36
MAST36では、アレルギーの原因として多い36項目のアレルゲンが一度に測定できます。
検査できる項目は以下の通りです。
| 検査できる項目 | 項目数 |
|---|---|
| 食物アレルゲン | 20項目 |
| 花粉アレルゲン | 8項目 |
| 環境アレルゲン | 4項目 |
| その他アレルゲン | 4項目 |
MAST36で検査できるアレルゲンの例は以下の通りです。
- ミルク
- 小麦
- 大豆
- スギ
- ヒノキ
項目数は限られていますが、基本的なアレルゲンは検査できます。
アレルギー検査(2)MAST48mix
MAST48mixは、MAST36に新たに6項目(18種類)がミックスとして追加されたアレルギー検査です。
ミックスとは、1項目に複数のアレルゲンが含まれている項目です。ミックス項目でアレルギー反応が見られた場合には個別のアレルギー検査が必要となります。
新たにミックス項目として追加される項目は以下の通りです。
- 木の実
- カビ
- ブタクサ
- イネ科
- ダニ
- ペット(犬・猫)
上記項目のアレルゲンが疑われる場合には、MAST48mixを受けましょう。
アレルギー検査(3)VIEW39
VIEW39は、MAST36の項目に近年認知度が高まりつつある項目を含めたアレルギー検査です。
追加項目として、ガやゴキブリなどの昆虫が加わっています。また、MAST36にはないサバやリンゴ、ヤケヒョウダニ、マセラチアなどのアレルゲンも検査できます。
アレルギー検査39項目の費用とは
アレルギー検査の費用目安は以下の通りです。
| アレルギー検査の種類 | 費用 ※3割負担の場合 |
|---|---|
| アレルギー検査 | 4,700円程度 |
| 花粉症のアレルギー検査 | 1,800円程度 |
アレルギー症状を伴う場合、アレルギー検査には保険が適用されます。
そもそもアレルギーとは?
アレルギーとは、花粉や食物タンパクなどに対し、免疫機能が過剰にはたらいてしまうことで体に何らかの影響が出ることです。
免疫には以下の2種類があります。
- 自然免疫:もともと生き物が持っている免疫
- 獲得免疫:外部からの刺激を受けて獲得する免疫
アレルギーは獲得免疫の中の「IgE」と呼ばれる、体を守るための抗体が関わっていると考えられています。
体内のIgEが増加することによって特定の物質に対し、免疫反応が過剰に出るようになるのがアレルギー反応を引き起こす仕組みです。
IgEは、ダニや花粉・食物タンパクなどの物質に対してもできる場合があります。
また、IgEができやすい「アレルギー体質」は遺伝しやすいと言われています。
アレルギーの症状とは?
アレルギーでは、以下のような症状が現れます。
- 鼻水
- くしゃみ
- 咳
- 喉の痛み
- 倦怠感
アレルギーの症状は風邪症状と似ているものの、鼻水が水っぽかったりくしゃみが頻発するなどの違いがあります。
また、目のかゆみや充血、皮膚のかゆみ、蕁麻疹といった症状が現れる方もいます。
食べ物によるアレルギーの場合、アレルゲンとなる食べ物を摂取することでアナフィラキシーショックを起こして呼吸困難に陥る危険性があるため注意が必要です。
アレルギー反応は体質や体調によっても変化するため、可能な限りアレルゲンは避けましょう。
アレルギーの治療方法とは
アレルギーの根本的な治療方法はなく、あくまでも対症療法です。
アレルギーへの対処において重要なことは、アレルゲンを避けることです。
たとえば、花粉やペットなどといった吸引型のアレルゲンは近付かないことが対策として挙げられます。
また、特定の食べ物がアレルゲンの場合は摂取しないようにしましょう。
アレルギー検査に関するよくあるご質問
アレルギー検査に関するよくある質問をまとめました。
アレルギー検査はどこ(何科)で受けるべき?
アレルギー検査は皮膚科や内科、耳鼻咽喉科で受けられます。
ただし、医療機関によってはアレルギー検査を受け付けていないところもあるため、事前に確認しましょう。
アレルギー検査の結果はどれくらいで出るの?
アレルギー検査の結果は1週間ほどで出ます。
MAST36に関しては3日~5日で結果が出ますが、VIEW39は1週間程かかります。
したがって、アレルギー検査の結果は「1週間程度で出る」と覚えておきましょう。

アレルギーは、重篤な場合アナフィラキシーショックによって死亡する可能性もあります。
アレルギー検査を受けて、自身のアレルゲンを事前に知っておけばアレルギー反応を避けることができます。
アレルギー検査がまだの方や少しでもアレルギー反応が疑われる方は、自分の健康や命を守るためにも一度検査を受けてみましょう。
監修者医師
高桑 康太 医師
保有資格
ミラドライ認定医
略歴
- 2009年 東京大学医学部医学科卒業
- 2009年 東京逓信病院勤務
- 2012年 東京警察病院勤務
- 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
- 2019年 当院治療責任者就任
- 皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
- 専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
- 臨床実績(2024年時点) 皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上、腋臭症治療:2,000件以上、酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
- 監修領域 皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
佐藤 昌樹 医師
保有資格
日本整形外科学会整形外科専門医
略歴
- 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
- 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
- 2012年 東京逓信病院勤務
- 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院勤務
- 2015年 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務